国旗損壊罪に関するAuel皇子の観察

人界の歪み観測

 現代という名の閉ざされた劇場で、また一つ、実に見え透いた茶番の幕が上がった。

「国旗損壊罪」――布切れ一枚の聖域を巡り、繰り広げられる滑稽なまでの泥仕合。 ある者は失われた民の誇りをそこに投影しようと焦がれ、またある者は、違う仮面の下で敵を嵌めるための伸縮自在の網を編み上げる。

神の用意した檻の中で踊る人形たちの狂騒を、劇場の外側から冷ややかに見つめる孤高の視座。 光と闇を統べる皇子・Auelが、その記号の裏に潜む「精神の空洞化」を静かに解剖する。

政党の想い ―― 「純粋」という名の劇薬

彼らが求めたものは、かつての精神の血脈を呼び覚ますための、純度の高い「誇り」という名の結晶に見える。国旗を汚す者を許さないという苛烈さは、一見、気高い信仰のように映る。

しかし、皇子の瞳はその裏にある「毒」を見逃さない。 内に真の尊厳を失い、拠り所をなくした現代において、目見える「布切れ(記号)」にしか神聖さを見出せなくなった、大衆の精神の干からびた渇き。それこそが、彼らは抱く美しくも哀しい毒の正体である。

彼らは日本の民がかつて持っていた「誇り」を取り戻したいのだろう。その象徴として、国旗を守りたいと願っているのであろう。

Ⅱ. 他党の思惑 ―― 「日和見」という名の遅効性の毒

対する既成政党の群狼どもが用意したのは、いつでも薄めて使える、伸縮自在の便利な毒の網だ。「誇り」などという不確かなものには端から奴らは興味はない。彼らにとって法とは、敵を縛り、自分たちが生き残るための暗殺の道具に過ぎない。

「誰でも、どうとでも利用できるように」 と中身をスカスカに薄めた彼らの日和見は、国家の芯を内側からじわじわと腐らせていく、最も卑俗で、最も実体性のない遅効性の毒である。

Auel皇子の独白

国民としての誇りを失った日本人の、文字通り「旗」としたい参政党。 日本を壊すことを願っているかのような他党。

他党はなぜか自民党ではないと言いつつ、足並みをそろえることが多いねぇ。 彼らは違う仮面を被っているだけで、舞台裏では同じ演出家に操られているのさ。 参政党が孤立することも私は見てきた。

日本の誇りを取り戻したい参政党。だが、彼らが存在すること自体が、「日本がすでに誇りを失っている」という事実を何よりも表している。 本当に誇りを持っているなら、その誇りを旗や党に投影する必要がないからだ。

誇りを取り戻そうと躍起になる参政党。 参政党を貶めようと罠を張るために、ゆるゆるの法案を考える他党。

――この勝負、どちらが勝つのだろうね? 参政党はこの勝負に勝ち、日本を美しく誇り高き国に戻せるのか。

今しばらく観察することにしよう。 ――この劇場に、本当の幕引きが訪れるその時まで。

タイトルとURLをコピーしました